8月度の田舎フリーランス養成講座も2週目が終わり、スキルがぐんと伸びていたり、案件を獲得する受講生も増えてきました。
そんな中、サイト名を「カルロス天才com」へと進化させた天才ブロガーのカルロスが以下の記事を発見しました。
さすが天才。
『田舎フリーランス養成講座に15万払うカネがあるなら、なんか事業を始めればいいのに…』(かくいう私も青二才でね)
タイトルの雰囲気通り、田舎フリーランス養成講座へのレビュー記事になります。
別に他人がどう考えているかどうか、なんて関係ないので気にしていないのですが、過去の受講生やこれから来る受講生がネガティブな気持ちになるのも悪いし、誤解している箇所もあるので、返事をしてみようと思います。
※あと記事URLが”ikehaya-children~~”となっていますが、イケダハヤトさんとは全く関係ありません。笑
フリーランス的スキルは養成されてもいい
…根本的な事を聞きたいんだけどさ、フリーランスって「養成」されるものなの?
指摘の通り、独立したいのに他人から学ぶことに矛盾を感じるのはなんとなく分かります。
なので、より丁寧に伝えると「田舎(場所問わず)でフリーランスとして活躍したいときに必要なスキルを養成する講座」です。
考えやスキルもなく独立したら稼げる可能性は低いわけで、稼ぐスキルは身に付けていいと思うのです。
ということで、フリーランスになりたい人がなにかしらの手段で養成されることは別にいいんじゃないかと。
会社員を経ない場合、「なし崩し的にフリーランス」になることで生き残りを図るじゃないかな?
会社勤めもバイトも続かなかった人がしょうがなくなるもんじゃない?趣味やスキルについての好き嫌いはともかく、「かっこいいからなる」「誰かに教わってなる」ものではないよね?
そういった人もいると思うけれど、誰かに教わってなってもいいんじゃないかと。
だって、世間で独立しているフリーランスだって、社員として働いていた会社とか、書籍とか、インターネットとか、なにかしらの形で教わっているわけで。
教えることに特化した環境で、誰かに教わってなることは別に悪くない気がします。
あと、田舎フリーランス養成講座の受講生は全員がフリーランスに興味があるわけではないです。
※参加者属性ですが、4割がWEBフリーランス志望、4割が地域移住/田舎暮らしに興味あり、2割が転職/スキルアップ志向のかたという傾向にあります
(「田舎フリーランス養成講座2016夏」参加者募集中!)
サイト上に上記の通り書いた通り、スキルアップ志向の受講生もいます。
フリーランスになるための講座というより「独立のために必要なスキルを学ぶ講座」だと認識してもらえるといいんじゃないかと思います。
教えることはブログ運営だけではない
フリーランスになる選択の中にブログを書くこと、運営することが重要になっているかのような書き方をしてるから言わせて。
まず教えることはブログ運営だけではなく、ブログ運営の比率は大分低いです。
実際に教えていることは以下のリンクを参考にしてもらえればと思います。
幅も深さも結構あるし、これらを1ヶ月間のうちの午前中だけで学べるって中々良い環境だと思うのだけれど。。
そんなお金があるんだったら、専門サイトの1つでも作れそうだけどねぇ〜。
「フリーランス≠ブログ」であり、もっと初期費用の掛かることをするならぼくだってこんな残酷なこと言わないよ?
15万円使ってサイト制作やコンテンツを外注しても確実に稼げるわけではないですよね。
それなら、依頼したら15万円かかるサイトを作れるサイト制作スキルを学んで、どんなコンテンツを書けばいいか学んで、つくったサイトで稼ぐ術を学んだ方がお得。
サイト制作の外注費はかからないし、サイト制作の依頼を今後受けることができるようになるし。
15万円の使い道として、外注費として使うのは得策ではない気はします。
そして、ブログやアフィサイト運営で言えば、単純にどうやって稼ぐのか、SEOって何か、サイトをどう作るのか、を理解しているわけではないため、そもそも外注することも難しいかと思われます。
15万円は妥当な金額か?
とはいっても「書籍でも買って自分で学べばいい。15万円は高過ぎ」と言う意見もあると思うので、金額の妥当性について言及しておきます。
今回、15万円とあるけれど、基本的に早割で2万円割引なので、実質13万円なんですね。
そのなかに、1ヶ月間の食費や光熱費、イベント参加費ということで飲み会やその他イベントの経費も含まれています。
仕事場がコワーキングスペースとなるので、人が増えることでスペースにかかる経費も少なからず発生するわけで、人件費を除く経費だけでも結構かかるんですね。
あと、サイトには書いていませんが、欲しい書籍があれば購入するなど色々な特典もあるんです。
なので、講義を受ける実質的な金額を言うと、10万円以下で8万円前後。
8万円という数字だけ見れば高いかもしれないけど、他と比較したら結構安い気がすると思うのですが、どうでしょう・・?
例えば、世間では以下のようなセミナーが普通にあるわけで。
・WordPressのインストールと簡単なサイト制作の講座でも1日1~2万円
・オンラインのプログラミングスクールだって月10万円以上
・2~3時間のセミナーを受けるのも1回3,000円程度
上記と比較して考えれば、全然お得だと思うのです。
講義以外の時間だって講師に質問し放題だし、学びたいことを言ってもらえれば追加で講義を行うこともできる。
そして、ただスキルを学ぶ場ではなく、独立したい人にはしっかりと稼いでもらい独立を目指してもらっています。
実際に1ヶ月間で10万円以上稼いだ受講生もいるわけで、実質参加費無料な人もいるんですね。
もちろん参加費30万円だと高いなと思いますが、実質参加費無料になる人もいるわけで、15万円は十分に妥当な金額なんじゃないかと・・!
むしろ安い気もしてきたので、そのうち値上げが起きるかもしれません。
フリーランスが群れるかどうかは自由
つうか、群れてないで、一人でシコシコがんばれよ!
(中略)
むしろ、フリーランスのいいところってむしろそういうところでしょ?
時間や場所や人間関係から開放されたり、制約的に減る・選べる所じゃないのかい?
これは人それぞれですが、「好きな人たちとやりたいことで仕事ができる」ことも魅力なわけで、群れたい人は群れてもいいかと。
そして、周りで頑張っている人がいるから頑張れる人もいるわけで、「フリーランス=1人で頑張る」必要はないはず。
と言いつつ、自分は1人で頑張ろうと思うタイプで、1人で学ぶことのほうが早く学べると思っています。
なので、そういったタイプを阻害しないように、1人で学びたい受講生には1人で学べるような環境を提供しているし、あまり群れないように注意しながらやっている今日この頃です。
その加減は難しいところで、全て1人でできるのであれば参加する意味はないし、全て面倒見てしまうと独立の阻害になるため、「最低限教えること」「気付かせる教え」「本人の想像が及ばない箇所での教え」など、何をどう教えるか、は試行錯誤しながらやっています。
後半は田舎フリーランス養成講座とは関係ない一般論
書き手のかたは理解して書いていると思うので、別にいいのですが、読み手が理解しない可能性があるので、補足で説明しておきます。
記事前半は田舎フリーランス養成講座に対する内容ですが、記事後半は世間一般のフリーランスに対する内容です。
なので、これから読む人はその点を意識して読んでもらえたらと思います。
ただ一点だけ指摘しておくと、
好きなものや表現したいことよりも真っ先に「フリーランス」だもんね。
田舎フリーランス養成講座の受講生は、あくまでやりたいことがあって、そのための手段として独立を考えているので、上記には当てはまりません。
ですので、独立以外の選択肢も考えているし、そもそも独立を考えていない人もいます。
世間一般に関していえば、そうなのかもしれないですね。
受けたい人が受ければいい
ということで、気になった個所に対してコメントさせてもらいましたが、別に受けたい人が受ければいいのです。
ただ他人からの意見は参考になる部分もあるので、ぜひなにかあれば的確に指摘してもらえれば嬉しいです。
ということで長くなりましたが、最後に報告させてもらうと、11月の開催が決まりました!
興味ない人は受けてもしょうがないので、興味ある人はぜひ!
夏に参加できなかった人が申し込む可能性があるため、定員が早く埋まる気がするので、興味ある人はお早めにどうぞー!
その他の声にも返事してみました。
ついでに、Twitterにてコメントがあったので、それらにも返事しておこうと思います。
フリーランスはちっこいけど、自分特有の城を持つのが特色だ。体裁を重視してやたら集まって規模でかくしたらそれはそれは会社組織になるので、そんな人は向いている会社員でもやってれば?と僕は思った。 / “田舎フリーランス養成講座に15…” https://t.co/lJVoGlkHGN
— わさび侍@マイノリティ雑貨店店長 (@zakka10wasabi) 2016年8月21日
田舎フリーランス養成講座はフリーランスの集合体というわけではないので、話がやや違いそうですね。自分特有の城を持つことは大事だと思うので、その点は1ヶ月間のなかで差別化やブランディングの話などよくしています。
15まーん⁉︎と思ったけど一ヶ月の宿泊費、夕食代も含まれるんだね。それでも高いけど。確かに自分流でやってみるのが近道だとは思う。でも世の中まずは道具から揃えるのが好きな人もいて、需要はあるんだろうなー。 / “田舎フリーランス養…” https://t.co/PSB3YKyvAb
— みどりの小野 (@yutoma233) 2016年8月21日
自己流でやってみるのが近道だと思うので、最低限教えつつも自己流でやれるように試行錯誤中です。確かに、道具から揃えたいタイプのほうが相性良い面はあり、そういった人たちの独立や挑戦のサポートになれればと思います。
フリーランスは単なる就業形態なのに、Twitterやブログ見てると「いつからプロブロガーを意味するようになったんだろ?」って混乱しますね(笑) / “田舎フリーランス養成講座に15万払うカネがあるなら、なんか事業を始めればいいの…” https://t.co/sjKR0wDKBc
— ERIKO (@eriko_travel) 2016年8月21日
フリーランスというとプロブロガーが想起されるようになる、って中々すごいですよね。ついでに、田舎フリーランス養成講座の受講生のなかだと、サイト制作に興味がある人が比較的多いです。
こういうコミュニティを否定するつもりはないですが、場所代と飯代のみ徴収してやればいいのにと思います。セミナー代を取り始めたら講師としては二流三流ですよ…。15万以上に貴重な時間をドブに捨てることになる。 / “田舎フリーランス養…” https://t.co/ofast4SJo4
— Akisane Yuu (@saneyuu) 2016年8月21日
場所代と飯代だけだと収益生まれないのでセミナー代も取りますが、講師として不十分な点もあるので金額を安めにしています。あとは、スキルを教える講義というより、なんでも聞ける環境、成長を促進させる環境に価値があると思っています。
そもそも「フリーランス」という表現があたかも職種である様に使われる事自体に違和感がある。フリーランスというのはあくまで業態の一つであって肩書ではない。 / “田舎フリーランス養成講座に15万払うカネがあるなら、なんか事業を始めれ…” https://t.co/427zLbVwLt
— dogear1988 / Ada (@dogear1988) 2016年8月21日
その通りですね。
ただサイト制作を学ぶ人もいて、WEBデザイナーを目指す人もいて、ゲストハウスを作ろうとしている人もいて、そういった地域で場所問わずに独立したい人たちを一言でまとめると「田舎フリーランス」かな・・!となり、この名称になりました。。笑
それに出て一定期間収入保障とか、仕事紹介してくれます、という機会を与えてくれるならばともかくですね…。 / “田舎フリーランス養成講座に15万払うカネがあるなら、なんか事業を始めればいいのに… – かくいう私も青二才でね” https://t.co/TLQuhFIbXs
— むろかつ@トニー・トウゴウ (@muroktu) 2016年8月21日
応募者には伝えているのですが、「収入保障」「仕事紹介」もやっています。
ただそれらを初めから頼りにされるのも良くないので、あくまで自力で稼いでもらうのが基本なのですが。
サイト見てみたけどWEBデザインが微妙、写真選びも微妙。その人達がWEBデザインを教えられるのかも微妙。これも◯◯風やねぇ。 / “田舎フリーランス養成講座に15万払うカネがあるなら、なんか事業を始めればいいのに… – かくいう…” https://t.co/1HXZFsjgrs
— トガリモグラ (@kiwamizm1) 2016年8月21日
デザイン微妙ですみません。時間なくて急いでやってしまいました。
ついでに、WEBデザイン教えるのはサイト制作者ではありません。
否定的リアクションは総て広告として機能しており信者はどうあってもお金出すから、放置からの流行ってない感が1番キくんだけど中々そうはならない所も含めてこの儲け方は上手いなーと思った。好きじゃないけど。 / “田舎フリーランス養成講…” https://t.co/vI0BDYui4u
— Death13th@つよ (@death13th_over) 2016年8月21日
リアクションが少なく広告として機能していないので、もっとリアクションしてもらいたいところです。ただそういったことがなくとも参加者が集まっている現状になります。
15万あったら5万は本代に費やして残りの10万で何か事業やりますかね。というかフリーランスってそんなにいいのかな? / “田舎フリーランス養成講座に15万払うカネがあるなら、なんか事業を始めればいいのに… – かくいう私も青二才…” https://t.co/nSFk6ke4b0
— しんま13 (@ukodahp91jpyano) 2016年8月22日
それが出来る人はそれをするのが一番ですね。
ただ書籍では学べないこともあるのと、元手が10万円だけだと事業の幅が狭いので、別の手段が良さそうです。フリーランスがいいかどうかは人それぞれですが、場所や時間に囚われずに働きたいニーズは昔より高まっている気がします。
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最後まで読んだかた、お付き合いいただきありがとうございました!