子育てで忙しいママさんにすっごくおすすめの漫画を見つけてしまいました。
「海月姫」や「かくかくしかじか」などの漫画の著書としても有名な東村アキコさんの「ママはテンパリスト」。
なんとなく表紙が好きじゃなくて手を出さなかったのですが、子育てしている親たち全員に読んでもらいたいマンガです。
子育てはもっと気楽でいい。母親は常に正しくなくてもいい。
「ママはテンパリスト」(以下ママテン)は東村アキコさんのエッセイ漫画で、実際の育児をノンフィクションで描いています。
子育てした/している親から見るとこんな時期あった、と共感することが多くあるはず。
ママテンの魅力は、東村アキコさんが正直ダメな母親なんですね。
息子に意地悪しちゃうし、髪にガムテープ貼っちゃうし、泣いていても面白くて我慢できず笑ってしまう。
そんな母親じゃダメだろ、と思うときもかもしれませんが、母親だって普通の人間で、完璧じゃないんです。
料理作るのが面倒なときもあるし、毎日寝かしつけるのだって大変で、完璧なんて無理。
むしろ母子家庭かつ漫画家として仕事をしながらすごいなと思います。
母親として先生的な立場としているのではなく、息子と一番一緒にいる仲良しな友達みたいな空気感があって、そういった関係で一緒に助け合える親子は素敵だなと思いました。
子育ては1人は大変だから、もっと頼ったほうがいい
自分の場合は妻が中心で子育てしてくれているため、子育ての本当の大変さを実感していないですが、大変だよなと思います。
もし周りに頼れる人がいなかったら、鬱とか虐待とかなにかしらのことが起きてもおかしくないよなと。
もし頼れるのであれば、親や友人にもっと頼ったほうがいいし、児童相談所とか国に頼ってもいい。
子育てが大変で苦しいときには、マンガ読んだり映画観たり、周りに頼って気分転換してもいい。
もっと気楽に子育てして、子どもが泣いてもたまには笑って許してしまえるくらいの余裕を持って子育てできるといいなと思います。
ママテンはそんな気持ちにしてくれる育児エッセイ漫画なので、まさに子育て中の母親/父親にぜひ読んでもらって、大変な子育てを楽しさに変えていってください。
ママはテンパリストは全4巻ですでに完結済みです。
雑誌で連載されているときに読んでいたら、ごっちゃん(主人公となる息子)の成長を一緒に感じられてもっと楽しそうだっただろうなぁ。