大衆向けであるべきか?ニッチに攻めるべきか?

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テレビを購入したものの、地デジ受信が困難な地域だそうで、
手続きをして、やっとごく普通に見れるようになりました。

テレビという大衆向けのメディアに久々に触れてみて、
色々と感じたことを書いておきたいと思います。

大衆の力は強い

どれだけソーシャルメディアなどの影響で個人の発信力が強くなったり、
フリーランスやプロブロガーのような存在が出てきたとしても、
大衆が持つ力であったり、存在のほうが大きいと日々実感します。

特に、実感したのは以下のような点。

・イケダハヤトさんの検索流入TOPはマツコデラックス
「運営報告(2013/7)23.4万UU、47.6万UU、売上37.2万、打率2.1%」
上の記事で書いてある通りですが、検索流入のTOPはマツコデラックス。。
もちろんイケダハヤトさんの場合、色々な記事を書いているので、
検索流入ワードに幅があり、TOPとはいえ全体の数%しかないですが、
それでも本人らしい記事ではないワードがTOPになってしまうのです。

・TwitterトレンドはMステ
久々にMステをみて、Twitterのトレンドをチェックしたら当たり前のようにありました。
ラピュタの「バルス」ツイートでも色々と話題になっていたし、
Twitterのネタ元にテレビがあることって多いよなーと。

大衆市場のシェア1%をとるか、ニッチな市場の高シェアを目指すか

また、ビジネスの観点から言えば、
大衆市場のシェア1%を取るだけで、100万人ユーザー獲得。
いわゆる「100万ダウンロード」「ミリオンセラー」ですね。
もちろん大衆向け/大衆市場=1億人、ってわけではないし、
そもそも大衆の定義ってなんだ、って話になるので、細かいとこは置いておきますが、
市場が大きいため、その1%でもシェアを獲得できれば十分な規模。

逆に、ニッチな市場でいえば、人材業界の新卒紹介。
ニッチという言葉は適していないですが、市場規模であったり、
消費者となるユーザー自体はとても少ないかと思います。
そもそも新卒になる人数が約60万人程度しかいないわけで、
シェア100%獲得しても、大衆の1%には達しないです。

もちろんターゲットとなる人数は少なくても1人あたりの単価は高いですし、
海外人材であったり、転職と幅を広げていけば、
比率などまた違っていきますが、人数だけで見れば少ないよなぁと。

大衆向けだからといって儲かるわけではない

大衆向けといえば、やはり芸能人、アイドル。
たくさんの人に知られて、ファンがたくさんできて、憧れる人も少なくないはず。
一見、華やかにみえるけれども、一長一短ではあるのかなと思います。

「嵐でも年収2,000万円!? 「大金を握らせない」ジャニーズの教育方針とは」
「AKB48メンバー年収ランキング2012」

本当かどうかは分かりませんが、
あれだけ有名で注目を浴びていたとしてもこの金額。

学生から見たら年収1,000万円超えていたら高く感じるかもしれませんが、
しっかりと頑張れば十分に達成できる金額です。

もちろん収入が多い芸能人はもっと山ほどいるけれども、
注目を浴びずに収入が少ない芸能人もいるわけで、
退職金や終身雇用があるわけではないだろうし、実際は不安も結構ありそう。

他人との比較の先にゴールや幸せはない

色々と比べてみたわけですが、こんなことに意味はないです。

別に世界中の人々に知ってもらえなくても、
自分が好きな業界や世界のなかで輝ければいいんだと思います。

収入なんて一定のラインを超えれば、
十分な生活ができるし、お金も仕事も人生のほんの一部でしかありません。

やりたいことをやるときに、それが大衆向けであれば、
よりたくさんの人に知られるように頑張ればいいですし、
市場規模がかなり小さいとしても、その市場でなにかしたいのであれば、
そのなかで思う存分やればいいんです。

人って、特に日本人はそう感じるのですが、
自分と他人を比較することで、評価を付けたり満足を得ようとする傾向があると思うのですが、
もっと別の形でも幸せはたくさん得られます。

年収多いからすごい、なんてお金稼いでいる人なんて世の中たくさんいて、
有名になる、なんて大してすごくないことで。

他人と比べたり、数字だけで行動するのではなくて、
もっと本質的なところに幸せや大事なことはあると最近強く思いました。

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