大学生のみなさん、初めてノートパソコンを自分で選んで購入する際に
「何を基準に選べばいいのかわからない」
「おすすめのパソコンを知りたい」
と悩みませんか?
僕は実際にめちゃくちゃ悩みました。
パソコンに詳しい人なら良いですが、僕は一般ピーポーなので全くそんなことありません。
機械オタクみたいな店員さんや、詳しいサイトで、スペックを数字であれこれ言われても
ってなっちゃいます。
なので今回、このブログの管理人である池ちゃん(@ikechan0201)に、
- 超簡単なノートパソコンの選ぶポイント
- MacとWindowsならどっちが良いのか
- 予算別に大学生におすすめのノートパソコン
について聞いてみました。
実際にインタビューしたことで、大学生にとってどの程度の性能が必要で、具体的にどんなパソコンを購入すれば良いのかわかりました。
次からは、もう迷うことはなく自分でもノートパソコンを選べます。
僕と同じようにパソコンの購入で悩んでいる大学生は、ぜひ参考にしてみてください。
池ちゃんって何者?
まず今回話を聞いてみる池ちゃんについて簡単にだけ紹介します。
大学生の頃からインターンや、学生団体の活動などあらゆる活動をノートパソコン1台で行なっていました。
卒業後独立して、Webフリーランスとして月収30万円を稼ぎ、現在は株式会社Ponnufの社長です。
詳しいプロフィールはこちらから。
では実際にインタビューしていきます。
大学生がノートパソコンを購入する際に気をつけるべきポイント
- 軽さ
- CPUとメモリ
- 値段(コストパフォーマンス)
それぞれについて詳しく解説してもらいます。
大学生にとって「軽さ」が最重要
大学生の主なパソコンの利用方法は、インターネットや、大学の発表用のスライド作り、レポートの執筆などでしょう。
大学へ持ち歩くことが前提になるので、なるべく軽いものを選びましょう。
具体的に言うと、2kg以上は重すぎます。
可能なら1.5kg以下がおすすめです。
重さの例を挙げておくと、
MacBookPro(15インチ): 約1.8kg
MacBookAir(13インチ): 約1.3kg
iPadPro(11インチ): 約460g
iPhone X: 約174g
です。参考しにして考えてみてください。
ノートパソコンは「性能」はCPUとメモリに注目!
・CPU…コンピュータの制御・演算を担当する部位。PCの処理性能に影響する。
・メモリ…コンピュータの作業台。処理速度に影響する。
この2点で選ぶ際に具体的に
- CPU:Corei5
- メモリ:8GB
くらいが何をしても困らないおすすめのスペックです!
CPUの多くはIntelのCore i3(標準)、Core i5(やや高性能)、Core i7(高機能&高性能)でしょう。
数字が大きくなるほど、高性能で値段も高いと考えてください。
Core i5が快適に使えるのでおすすめです。
Core i7は明らかにオーバースペックなので不要でしょう。
メモリに関しては、パソコンがどれくらいの作業を同時にできるかだと思ってください。
これはCPUに並んで、非常に重要なので8GBのものを選びましょう。
(初期状態が4GB、購入時に8GB、16GBにグレードアップできるものが多い。)
「別にそんなに同時にやらないし〜」
と思っていても、ブラウザのタブを開きすぎてしまったり、同時にWordなど利用していたらそれだけで結構動作が重くなったりします。
将来的なことも考えて、ストレスなくパソコン作業をするためメモリは8GBがおすすめ。
・ストレージ:HDDやSSDなどパソコンの内部でデータを保管できる容量。
おそらくみなさんご存知であろう、Googleドライブ、Googleフォト、Amazonドライブ、iCloudなどを利用すれば、基本的にはパソコンの内部ストレージに保存することは少ないです。
しかも、スマホでも簡単にアクセスできるため、その方が便利だったりします。
必要に応じて、USBメモリなどの外部ストレージを利用することも可能なので、CPUやメモリほど意識しなくて大丈夫です。
ただSSDの方が読み込みが圧倒的に早いので、SSDのストレージを選んだ方良いでしょう。
持ち運びにはバッテリーも大切
持ち運びが多いという点で、軽さとあわせてバッテリー容量も大切です。
ですが最近のノートパソコンの多くは大抵バッテリーが長持ちするので、そこまで気にしなくて大丈夫でしょう。
サイズは13~14インチくらいが無難
サイズは完全に好みでしかないけれど、特にことだわりがなければ13~14インチがもっとも一般的なサイズです。
映画など動画をよく観る人は、14インチくらい大きめだと良いかもしれません。
大学生の悩みどころは「金額」。ノートパソコンの「コスパ」を意識しよう
なかなかお金のない大学生。予算は人によってそれぞれでしょう。
ですが、新品で2~3万円くらいの格安PCはあまりお勧めできません。
「コストパフォーマンス」が悪いのです。少なくとも5万円〜からのノートパソコンを購入してください。
在学中から大学卒業してまで、長く利用できるでしょう。
②性能は「CPU」と「メモリ」を見る
③予算内で「コストパフォーマンス」の高いものを選ぶ
メーカーとかはどう考えればいいの?
富士通、ソニー、Apple、lenovo…パソコンのメーカーって多すぎて訳わからなくなりませんか?
次はパソコンのメーカーについて聞いてみます。
メーカーや産地はあまり気にしなくてもok!
おすすめのメーカー(PCブランド)
池ちゃんがおすすめするメーカーはこちら。それぞれの特徴を軽く知っておきましょう
■lenovo / ThinkPad
lenovo社のThinkPadシリーズの特徴は「軽さ」
シリーズが多く予算にあわせて選択可能。
ビジネス向けに作られているので性能が高く、かなりおすすめです。
■sony / vaio
sonyのvaioシリーズは「高級パソコン」
かなり高性能に拘っていますが、当然値段も高くなりがちです。
■Apple / Mac
有名なAppleのMacBookシリーズ
大学生なら誰しも一度は憧れるでしょう。
「軽い・高性能・スタイリッシュなデザイン」を兼ね備えていますが、こちら値段は高いです。
■Dell
Dellのパソコンは比較的安価な取り揃えが多いのが特徴。
予算的に考えても、大学生は購入しやすいでしょう。
大学生にとってMacとWindowsはどっちがいいの?
パソコンを購入する際に、かなり多くの人が頭を抱える問題が
「Mac vs Windows」
でしょう。
そこで、MacもWindowsも両方購入して利用していた経験のある池ちゃんにどちらが良いのか聞いてみましょう。
永遠の課題に終止符を打ちます…!!
どちらも試してみればいいと思う
MacはUIと性能が良いけど、高いので性能がいまいち
参考までにApple公式HPから各最低価格を引用しておきます。
MacBookAir(13インチ):98,800円〜
MacBook(12インチ):142,800円〜
MacBookPro(13インチ・touch bar有):198,800円〜(引用:Apple公式HP)
一目瞭然、最低価格からかなり高いですね。
大学生が利用する分には、画像・動画編集を頻繁にしない限りは、MacBookAirで十分すぎるスペックです。
注意点としては、大学のPCがWindowsで、稀にシステムがMacで利用できないこともあるので先に確認しておきましょう。
また、Wordの書式が異なったりといった面倒もあるかもしれません。
Mac⇄Windowsの移行は意外と簡単
実際にやってみると別に問題はなかったそうです。気にしなくて大丈夫でしょう。
お金を出せるならMacを買ってみればいい!値段やコスパを求めるならWindows
結論としては、予算に余裕があってMacがいいならMac。
そうでないなら、コストパフォーマンス的にもWindowsが良いでしょう。
ソフトやアプリの種類、全体的なシェア数などを見ても、Windowsの方が多くて無難。
パソコンの機種自体の選択肢の幅も広がります。
ただグラフィック(画質)が優れているので、デザイン関係の仕事をする予定がある人はMacがおすすめです。
大学生におすすめのノートパソコンランキング
具体的に池ちゃんに聞いた「大学生におすすめのノートパソコンランキング」を紹介していきます。
予算別に紹介するので、自分の予算にあった種類から選びましょう。
大学生向けおすすめノートパソコン:10万円以上
まずは比較的予算に余裕がある人向けです。
この金額のノートパソコンであれば、大学卒業後も継続してずっと利用可能でしょう。
「長く快適に利用できること」を意識したPCを紹介します。
MacBookAir
CPU:Intel Core i5 1.8GHz
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 128GB / 256GB / 512GB
サイズ:13インチ
重さ:1.35kg
バッテリー稼働時間:最大12時間
【メリット】
- グラフィック(画質)が非常に良い
- 大学生には十分すぎる高性能
- MacBookシリーズにしては外部端子が豊富で便利
- 初心者でも使いやすい直感的な高い操作性
【デメリット】
- 値段がそこそこ高い
Mac Book Air(旧型)です。軽くて高性能でMacBookシリーズでは比較的安いモデル。
新型は13.5万円ほどしますし、端子が2つしかなく、基本性能的には上げる必要がないので、こちらがおすすめ。
他のMacBookシリーズと異なり、外部端子がUSB×2、SD、ThunderBolt、充電用と豊富にあるので使い勝手が良いです。
(※現在のMacBookAirはメモリが8GB〜なので問題なしです。)
ThinkPad X1 carbon
CPU:Intel Core i5 / i7 2.3GHz / 2.5GHz
メモリ:8GB / 16GB
ストレージ:SSD 128GB〜
サイズ:13インチ
重さ:1.13kg
バッテリー稼働時間:最大12時間
【メリット】
- 1.13kgという圧倒的な軽さで持ち運ぶストレスゼロ
- 堅牢な作りで、万が一落としても安全
- パソコン1台で仕事している人も推奨する圧倒的な高性能
【デメリット】
- 値段が高い
「軽さ」と「高性能」の最高峰と言っても良いモデルです。
正直、大学生にはもったいないくらいのスペックですが、パソコンを利用した作業が多い人や、将来的にずっと利用していきたい人には非常におすすめ。
池ちゃんが利用しているのもこちらのThinkPad x1 carbonです。ThinkPadシリーズは3台目だそうです。
下の記事に詳細は書いていますが、Mac Book Proの性能とMac Book Airの軽さを良いところ取りしたようなパソコンです。
ネックになるのは金額ですが、安く買うコツとしては1年前の型落ちモデルをlenovo公式ページのセールで購入することです。
性能的には全く問題なく利用できますし、それだけでだいぶ安く購入できます。
このようにlenovoは公式HPでのキャンペーンでもっとも安くなるので、購入を検討している人は公式から見てみるのがおすすめです。
こちらは利用者にインタビューした記事、ThinkPad X1 carbonの性能を詳細に解説した記事です。興味があれば参考までに読んでみてください。
大学生向けおすすめノートパソコン:5~10万円代
いちばん多くの人が購入する予算でしょう。
「大学での一般的な利用はストレスなく行えるパソコン」です。
ThinkPad E480
CPU:Intel Core i5 / i7 1.6GHz
メモリ:4 / 8 / 16 GB
ストレージ:HHD 500GB〜
サイズ:14インチ
重さ:1.75kg
バッテリー稼働時間:最大14時間
【メリット】
- この価格帯でトップクラスの高性能
- 性能だけ見れば10万円近くするノートパソコンレベル
- 堅牢な作りで、万が一落としても安心
【デメリット】
- 1.75kgは結構重い
- 長時間持ち歩くには不向き
- ストレージがHHDなのでデータ読み込みが少し遅い
非常に特徴がわかりやすいノートパソコンで、「軽さを捨てて安く・高性能」に徹したモデルです。
なので「あまり予算的に余裕はないけれど、利用頻度は多いし快適に利用できるよう性能は高めがいい」といった人におすすめできます。
重さに関して、駅から大学まで歩く距離が長い人などは正直あまりおすすめできません。
ほとんど移動はない、または電車かバスという人は多少重くても気にならないでしょうから、良い選択肢でしょう。
こちらもlenovoの公式HPからキャンペーンを利用して購入するのが最安価なので確認してみてください。
こちらは利用者にインタビューした記事です。興味があれば参考までに読んでみてください。
Dell Inspiron 13 5000
CPU:Intel Core i3
メモリ:4GB / 8GB
ストレージ:SSD 128GB
サイズ:13.3インチ
重さ:1.396kg〜
バッテリー稼働時間:(公式HP記載なし)
【メリット】
- コンパクトで軽量
- 値段の割にバランスよくまとまった性能
【デメリット】
- CPUがCore i3なのでi5のものには劣る
- 標準ではメモリが4GBなので、文書作成・ブラウザ以上に不向き
Dellが出している標準スペックの軽量ノートパソコンです。
かなりコンパクトに過不足なくまとまっているので、大学生のパソコンとして人気。
メモリが標準で4GBのため、写真や動画の編集、その他重めのソフトを利用する予定がある人はアップグレードして8GBにしておいが方が良いでしょう。
Surface Go
CPU:Intel Pentium Gold プロセッサー 4415Y
メモリ:4GB / 8GB
ストレージ:SSD 128GB
サイズ:10インチ
重さ:552g
バッテリー稼働時間:最大9時間
【メリット】
- 552gというパソコンではあり得ない圧倒的な軽さ
- タッチ可能で操作性が高い
- 基本的な文書作成やブラウザ利用くらいなら問題なく行える
【デメリット】
- あまり重いソフトなど扱えない
大学生ならノートパソコンの代わりに2in1のタブレットを持つという選択肢も可能です。
実際にそうしている人は一定数います。その場合MicroSoftの提供するSurfaceGoがいちばんおすすめです。
まず持ち運びがかなり楽になります。
一般的なノートパソコンを1.5kgくらいだとすると、1/3の重さですからね?
なるべく軽くコンパクトにしたい、という人にピッタリでしょう。
タブレットなのでタッチぺんでお絵かきやメモなど、ノートパソコンでは出来なかったことが出来るのも魅力です。
公式HPなら学割があるので、検討している方は参考にしてみてください。
大学生向けおすすめノートパソコン:5万円以下
最後に5万円以下のかなりやすいノートパソコンを紹介します。
本来あまり格安なものは、長く利用できないのでおすすめしませんが、利用用途を限定していれば選択肢としてありでしょう。
Chromebook
CPU:Celeron 2.16-2.41GHz
メモリ:4GB
ストレージ:SSD 16GB
サイズ:13インチ
重さ:1.28kg
バッテリー稼働時間:最大8時間
※HPのChromebookです
【メリット】
- 軽量で使い勝手が良い
- Webブラウザ上で全てが完結
- 起動が速い
- 全てクラウド保存のためデータ破損の心配がない
【デメリット】
- ブラウザで動作可能なもの以外は利用できない
- ローカルフォルダでの保存はできない
Chrome OS搭載のChromebookというかなり特殊なPCで、利用可能なソフトウェアはGoogle Chrome(ブラウザ)のみ。
用途は制限されますが、その分シンプルで使いやすいです。
レポートなど文書作成やスライド作成は、Googleドキュメント等利用すればいいし、基本的な作業でWebブラウザで出来ないことはほぼないと言ってもいいでしょう。
大体の作業ってブラウザ上で完結するから使っていて快適だと思う。
下手に低予算で普通のメーカーのノートパソコンを購入すると、すぐに限界がきてしまいます。
予算が限られているけれど、大学でパソコンが必要な大学生にイチオシです。
数年スパンで使える性能の軽量ノートパソコンを選ぼう
ノートパソコンの選び方から、大学生におすすめのノートパソコンを紹介しました。
大学生にとってノートパソコンは非常に重要なものです。
大学での授業や課題はもちろん、プライベート、サークルの活動やアルバイトで利用する人もいるかもしれません。
ノートパソコンは高価なものですし、日常的に利用する自分の相棒になるわけです。
短期的な所有欲や「かっこいいなぁ」という気持ちだけで判断しないで、長期的に使っていけそうなものを真剣に選びましょう。
まずはここで紹介した中から、自分の予算感にあったもので良いと思ったパソコンを選んでみてくださいね!