趣味で株式投資と投資信託を2015年から始めました。
2016年の投資全体の結果は以下にまとまっているので、よかったら合わせてどうぞ。
『2016年の株式投資の投資結果はプラス●万円でした!』
はっきり言って、株式投資に詳しいかというとそうでもなく素人です。
ただ運良く稼げたかというと、しっかり考えて堅実にやっていた結果だと思うので、運だけではないとも思っています。
(とか言って、2017年に赤字になっていたらすみません)
投資初心者だったからこそ、投資初心者でも実践できるコツ・活用しやすいノウハウはあるなと思っています。
ということで、株式初心者向けに、初心者が株式投資で収益を上げるコツをまとめておきます。
+14万円だけど、年利回り30%超えでした
まず去年の株式投資の投資結果ですが、「年間+14万円」でした。
14万円なんて大したことないじゃん、とも言えますが、株式投資用の元金は40~50万円だったんですね。
※元金に変動があるのは途中から増額したためです
ざっくり計算すると「年利回り30%」となり、もし元金が100万円だったら+30万円、300万円でやっていたら+90万円だったわけです。
正直悪くない結果なんじゃないかと思います。
ただ昔からそうだったかと言うと、2015年はそこそこ赤字になってしまったので、初めから上手くいっていたわけではなかったです。
むしろ2015年の反省を活かして、2016年は堅実に収益を出そう、と思って投資方針を決めました。
ということで、前置きが長くなりましたが、投資初心者向けに収益を上げるコツになります!
調整曲面では買わない。値下がったときだけ買うこと
自分もはじめはやりがちだったのですが、買付余力(資金)があるとついつい買ってしまうんですよね。
ただチャンスを待って、絶対に勝てる!というとき以外は買わないことです。
2016年で買ったときには以下のような場面でした。
- 日経平均株価が1,000円以上値下がった
- 注目している銘柄が15%以上値下がった
- ポリンジャーバンドで-2aになった
もちろん大きく値下がったから、値上がりが来るわけではありませんが、値が下がり過ぎた分は元通りになるため、そのあたりを狙って大きく下がったときしか買いませんでした。
ただ投資を始めたばかりだと、日経平均株価が300円下がっただけでチャンスと思ったり、変動の幅がどの程度が普通なのか分からないはず。
ですので、どの程度の値幅や変動が普通なのか、相場感覚を身に付けることは大事です。
自分は上記例で挙げたくらいの変動があったら買う気満々になりましたが、変動が小さいときは基本無視でした。
ポリンジャーバンドはその変動幅を元に投資すべきか判断する指標なのですが、その指標は比較的参考にしていました。
このあたりはポリンジャーバンドについてぐぐって調べるか、株式投資の書籍であれば大抵教えていることなので、勉強しておくといいです。
自分が買った株式投資の書籍はこちら。
もちろんポリンジャーバンドについても書いてあり、株式投資の基本的な知識が一通り学べます。
そこまで難しい内容ではなく、最低限知っておくべき知識がまとまっているので、投資初心者にはおすすめです!
いきなり全額いかない。少額で攻めること
いきなり全額で投資をせずに、最低限の株数だけにしておくといいです。
分かりやすく言うと、はじめに買うのは「100株」だけにしておきましょう。
投資初心者ですし、買うタイミングの最適なタイミングが見極めるわけではありません。値下がりきったタイミングで買ったつもりが、まだまだ値下がる局面だった、ということもあります。
全額でいけば値が下がってしまえば元通りになるまでマイナスの状態で待つしかできず、そもそもプラスに転じることなく終わる可能性もあります。
少額で投資しておけば初期の買うタイミングを失敗してもダメージは小さく、より下がったタイミングで買い増せば値上がったときに十分に取り戻せます。
※こういった買い方は「ナンピン買い」というのですが、あまりおすすめされていません。
というのも、株価が下がっている株を買って、より下がったら損失が大きくなるだけで、また株数が増えれば損失がふくらむ速度も上がります。なので堅実とは言い難く、やや危ない手法ともいえるでしょう。
ただ、それでもナンピン買いが成立する場合としては、
・値が下がり過ぎな相場/銘柄であること
・本当に少額から入っていること
です。
あくまでナンピン買いになることなく、初期の買うタイミングが最適で、その後ぐんぐんと株価が上がるのが理想ですが、その予想が外れることは大いにあるので、多少のズレはナンピン買いで上手くフォローしましょう、という話です。
とりあえず重要なこととしては、少額でやったほうが精神的負担も小さく、後々に挽回の手段もあるので、投資金額は抑えめにやっていきましょう。
話題性が大きい銘柄は避ける。落ち着いた銘柄にいくこと
WEB界隈な人だと、自分が知っている企業のほうが実情が分かるしWEB関連企業の銘柄を選ぶことはあるかと思います。
もちろんそれでもいいのですが、話題性が大きい銘柄は避けたほうがいいです。
2016年で話題性が大きかった銘柄の例を挙げると、
・Appbank
ですね。
上場して1週間ほどで3倍の株価になったかと思いきや、一気に下がって結果的には上場時の始値の半分に。
話題性が大きい銘柄は株価の変動が大きく、そういった銘柄にはデイトレーダーも多いので、素人が入ると振り回されて終わります。
たった1週間で資産が2倍になるなんてつい手を出したくなりますが、下手をしたら資産が半分になるリスクもあるわけで、上場したばかりの注目銘柄や、話題性が大きい銘柄ではなく、落ち着いた銘柄を選ぶことです。
余談ですが、自分が2016年に注目していた銘柄は、
- ネクスト
- DeNA
- スタートトゥデイ
でした。
やはり自分が全く知らない業界だと想像がつきにくいので、身近な銘柄を中心に選んでいます。
とにかく堅実に。失敗しない投資が大事
上のような投資方針でやると、「買っておけばよかった」と思うことが多々あります。
買うタイミングを見計らっていたら、株価がどんどん値上がっていき、手が出せなくなることのほうが多いです。
それでもいいので、もうこれ以上は下がらないだろう、というタイミングまで待つこと。
(正確に伝えると、下がり切って株価が少し上がったタイミングがベストです)
2016年はその結果として、投資回数は「7回」だけでした。
※細かな買い増し/売却をひとまとめとし、1つの銘柄の売買に取り組んだ回数
難しい投資手法を学ぶことも大事ですが、付け焼刃で難しい投資手法を使っても失敗します。
(少なくとも自分は上手くいきませんでした)
自分の身の丈にあった投資手法や投資方針を見つけることのほうが大事です。
ということで、投資に興味がある方、投資初心者はぜひ参考にしてみてください!