知識ほぼ0だったので、放射能について書籍を読んで学んでみました

みなさん、放射能についてどの程度詳しいですか?

比較的簡単な問いかけだと、ベクレルとシーベルトの違い、実効線量の意味など。

放射能が与える健康への影響や、放射線汚染については、色々と議論になっているかと思います。
自分の周りだと、地域寄りな人たちは放射能危ない、WEB界隈にいる人たちは放射能はそこまで気にしなくていい、ということで、両方の意見を持った人がいます。

じゃあ、自分はどうなのか、というと、なんとなく大丈夫じゃないか、という意見はありつつも、放射能危ない、と言っている人に対して明確な意見を言えないのはどうなのだろう、と思い、書籍を買ってみました。

やはり断片的な知識だけ持って、自分の意見を決めてしまうのはとても良くないなと強く感じて、実際に本を読んでみて本当に良かったです。

ということで、実際に読んでみた書籍を紹介したいと思います。

知ろうとすること

内容の前に、放射能という繊細なテーマに対して、とても丁寧に書かれていて、その姿勢に対してとても参考になりました。
情報発信する立場で色々やっていくなかで、相手に誤解や語弊を与えないようにすることは意識するのですが、そういった点でも単純に参考になりました。

多くの人が気になっている放射能は危ないのかどうか、といった点などに対しても、もちろん言及されています。

「放射能がどう危ないのか?」
そのことを自信持って人に説明できない人は読んでみていいんじゃないか、と思います。

内容とその文体含め、今年読んだ書籍のなかで断トツ一番でした。
(文庫本で安いのもおすすめポイントです)

いちから聞きたい放射線のほんとう -いま知っておきたい22の話-

こちらも上記と同じく、対談形式で書かれています。
そのため比較的読みやすいかと思います。

上記は放射能が与える影響について主に書かれていたのですが、こちらの書籍は放射能とはなにか、といった科学的な話が半分ほど占めます。

久々に「同位体」「元素記号」など耳にしました。
放射線や放射能自体について知りたい人はこちらの書籍もぜひ。

これらの書籍を読んだ時点での結論としては、震災による放射能の影響は現状心配する必要ない、と個人的には思っているんですね。
ただ、反対意見を持っている人も多くいるわけで、それらの人の意見はしっかりと聞いてみたいなと。
とりあえず、放射能が危ない、と指摘している書籍を次は読んでみて、双方の意見をもとに色々と考えてみようと思います。

最後に、自分が知らないことを知ることって本当に良い経験だなと思います。
ネットで検索しても分かるけれど、それは一部分であって知りたいことだけしか知れず、関連して重要なことに気付けないこともある。
別にネットがいい、書籍がいい、というわけではないのだけど、たまには書籍を手に取って、普段知れないようなことを知るのは視野が広がってとてもいいな、と当たり前のことだけども、とても強く実感したのでした。

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