WEBメディアの基本的な収益方法と収益化における優先順位の考え方

manetize

WEBメディア運営のノウハウを引き続きまとめています。
『複数のWEBメディア運営に携わり学んだ、WEBメディア運営ノウハウを紹介していきます』

WEBメディアに手を出す企業はすごく増えていますが、正直手を出さないほうがいいケースもあり、メディアに夢見がちなこともあります。
そこで以下のような記事を書こうと思ったのですが、長くなり過ぎそうだったので、基本的な話を先にまとめてみました。
『WEBメディアは稼げるのか?企業がWEBメディアを始めるか否かの境界線(目的別)』

ということで、WEBメディアを始める上の基本的な話として、
■収益を生むときのKPI(重要な評価指標)は何をおくべきか
■基本的な収益方法~メディアはどうやって稼いでいるのか~
についてまとめておきます。

収益を考えるうえで大事なのは「PV」「コンバージョン率」「ブランディング」

やはり収益を考えるうえで、PVは大事です。
見られないことには何も始まりません。

「PVは関係ない。ブランディングができればいい」という話もありますが、もし収益を増やすことだけ考えるとPVを上げるほうが簡単で確実です。
(もし収益化を考えていないのであれば話は別です)

なぜWEBメディアの収益方法の話で、これらの指標を紹介したか、というと、収益を生むうえで、どの指標に注力するか、によって収益方法にも差が出てきます。
PVがなければバナー広告の価値は下がりますし、ブランディングができていれば広告単価は上げやすいです。

ということで、なんとなくこれらの指標を頭に少し入れたうえで、本題の基本的な収益方法について読んでみてください。

バナー広告

導入が一番しやすく、安定した収益を生み出してくれるのはバナー広告です。
バナー広告の種類を導入方法で分けると、
■Adsenseなどの広告配信サービス
■営業などで獲得した独自の広告
の2つに分けられるかと思います。

AdsenseであればPVの有無に関わらず、誰でもすぐに導入できるので簡単です。

営業でバナー広告を獲得するとなると、営業する準備も必要ですし、広告単価に見合った成果を出す必要が発生します。
クリック単価で成果報酬型にする方法もありますが、Adsenseに比べれば手間は少なからずかかります。

バナー広告の収益はPVと比例するため、PVが高ければ高いほど収益は増えます。
Adsenseであれば「1PVあたり0.5円前後」が一般的かなと。

独自のバナー広告の場合は、条件によって様々です。
クリック保証、Imp保証をつける、などもあります。
Adsenseと違って、あくまで表示回数ベースで考えるケースのほうが多い印象です。
※Adsenseはクリックされると報酬が発生します

メディア媒体資料をサイトのなかで見ることができるメディアも多くあるので、気になるメディアがあれば媒体資料をチェックしてみると良いです。

記事広告

2つめの収益方法として「記事広告」があります。
記事広告とネイティブアドというワードが混ざっていたり、人によって定義が違う気がするのですが、これらの違いは以下の記事を読んで整理するとよいです。
『これさえ読めばすべて分かる!ネイティブ広告の全種類と活用法』(ウェブ部)

記事作成に工数をかけている分バズが起きることもあり、記事へのアクセスはバナーに比べると多いです。
記事広告もどれだけみられるか、というPVに比例する面もありますが、ブランディングも大事となります。

LIGさんであればやはりバズを起こしてくれる、LIGらしさを出してくれるのはLIGブランドがあるからですし、メディアにファンが付いていればそのブランド力で、記事広告からの成果もやはり高まります。
ブランドを高めたいときに記事広告は最適ですし、雑誌やテレビ広告と同じように、ブランドでいうとやや成果が見えにくい面はあります。

ただバナー広告と違って、記事広告であればスペースは関係はないため増やしやすく、広告単価も比較的高めです。
ブランドを強めて記事広告をとってこれるWEBメディアになると収益性は大分良いんじゃないかなと思います。

アフィリエイト

規模が大きいWEBメディアだとあまりアフィリエイトをやっている印象がないのですが(ただ気付いていないだけ?)
アフィリエイトは収益方法のひとつとしてとても活用できます。
個人ブロガーだと最近はアフィリエイトに力を入れる傾向があるような。

『アフィリエイト収益が月間100万円を超えました』(まだ東京で消耗してるの?)
『イケダハヤト氏のブログ収益を超えているので、マネタイズで重要なことをまとめた』(らふらく)

アフィリエイトで一番求められるのは、コンバージョンです。
アフィリエイトは成果報酬型広告という名の通り、成約しなければ意味はありません。

PVより断然コンバージョンのほうが大事ですね。
また、ブランドがあると信頼性が高まり、コンバージョンは高まるため、ブランド力もあって損はしません。

コンバージョン率が高い記事さえできれば、その記事を広告で拡散させ収益を上げることもできますし、
(これは掲載している広告との条件の兼ね合いもありますが)
他に比べると、上手くやれば収益を大きく上げられるのがアフィリエイトだと思います。
(逆に、下手だと収益が発生しない)

上記3つ以外だと、ややWEBメディアから離れた稼ぎ方にはなりますが、
・オンラインサロン
・イベント集客/セミナー開催
・EC展開
などがあるのかな、と思います。
お問い合わせ獲得など、別で収益が発生するなど含めるともっと色々ありますが。

収益を考えるうえでPVは大事

当たり前ではあるのですが、現状は収益を考えるうえでPVは大事です。
昔に比べると、PVの価値は少し下がってきている節は感じますが、PVに変わる指標って何なの?という感もあります。
この記事は上記の話の参考になるかも。
『【LIGブログ×サイボウズ式】成功している企業メディアが語る!「PV至上主義を捨て、ブランディングへ」』(gori.me)

また、コンバージョン率を2倍にするのは一定ラインを超えると難しいですが、PVを2倍にすることは量を増やせばひとまず増えるので簡単なんだよな、と思います。
もちろんそれが本質的な価値向上に繋がるか、というと難しいときもあるのですが、短中期的な収益だけで考えれば、そうなります。

ということで、大分前置きが長くなりましたが、本当に書こうと思っていたのは以下の記事なので次回記事をお楽しみにお待ちください。
『WEBメディアは稼げるのか?企業がWEBメディアを始めるか否かの境界線(目的別)』