起業2年目のベンチャー企業が上手くいかなかった失敗事例とその対応策

先日、以下のような記事を書きました。
『Ponnuf創業2期目で出来なかった5つの事、出来た4つの事』

当初の目標には届かず、思った以上に伸ばせなかったなと思い、一言で言ってしまえば「上手くいかなかったな」と思います。
(身内な人たちも読むと思うので伝えておくと、予定ほど上手くいかなかっただけで、売り上げなど昨年比1.5倍としっかり伸びているのでご安心を!)

話は変わりますが、「成功は人や状況によって様々で絶対の法則はないけれど、失敗には法則がある」ということにとても共感していて、成功事例より失敗事例のほうが参考になる、という考えを持っています。
そんなことを書いているのがITやスタートアップ界隈で有名なこちらの書籍。

ということで、上手くいかなかった失敗例を今回はまとめてみることにしました。
あくまで自分の体験ではありますが、周囲の企業を見ていても当てはまるのかな、と思い、起業したばかりやこれから起業する人の参考になれば幸いです。

採用が上手くいかなかった

起業2年目で意識していたこととしては、メンバーを増やして規模を拡大することでした。フルコミットできるメンバーがいればやれることの幅は広がり、チームの文化を作っていくことで会社の形をより明確にするつもりでした。

そのために採用に力を入れるはずだったのですが、結果的に採用活動は上手くいかなかったです。
先に伝えておくと、今年関わってくれた人が悪いのではなく、採用に至らなかった理由は相性の問題や事業の伸び具合など諸々の理由であって、関わってくれた人たちに非はなく、ただ単に相性の問題ですので、気にしないでもらえると幸いです。

採用活動が上手くいいかなかった理由は、
・そもそも会った人数は10人以下と少なかった
・とりあえず働いてもらうことで、採用枠を埋めてしまった
・地方ということで採用のハードルは高かった
ことが挙げられます。

知り合いづてとWantedlyで興味を持ってくれた人と会っていたのですが、会った人たちの印象は悪くなく「なにか一緒にできないか」「まずは一緒に働いてみる」という気持ちで、仕事をお願いしたり、実際に働いてもらいました。
実際に関わってもらうことは双方にとって就職/採用するうえで判断しやすくなるのですが、やり取りする分の時間や工数はかかりますし、その人に仕事をお願いすることで一時的に人手が足りて採用枠が狭まってしまいました。

もっとたくさん会う

解決策としては「もっとたくさん会う」「すぐに採用しない」ことだなと思います。
ビズリーチの南さんが『10人採用するなら1000人に声をかけよ』と記事で書かれている通り、数十人と会ってそのなかで一番いいと思える人とやるべきだなと感じました。
たくさんの人たちと会うためにも、採用枠をすぐに埋めないこと、複数回会って距離を縮めていたうえで採用すること、が大事だなと。

あとは、場所と時間のせいにせず、たくさんの人たちと会うようにしようと思います。

事業の幅がやや広く、スピードが出せなかった

起業したてだと事業の幅が広くなることや、受託が増えることが多いのかなと思います。
Ponnufでもメディア運営を軸にやっていきたいと思いつつ、メディア運営以外の案件も多く、力を入れたかった自社メディアの運営まで手が回りませんでした。

どんなに大変になろうとも下手に手を広げないことは大事だなと。
受託であればお金が入ることは確実なのでまだましですが、自社の事業で手を広げても受託と違って収益が生まれるかが分からず、受託が多い状態だと後回しになりがちなので、結局やりきれずに中途半端になることも多いはず。

思い切って捨てる/移譲する

受託に関してはPonnufの強みが発揮できるのであれば頼りにしてくれる人たちの期待と要望には応えたいと思っているので、積極的に引き受けていきたいと思っています。
ただ自社の事業に関しては、下手に手を広げずに思い切って捨てることは大事だなと。

来年こそは手を広げずに今やっていることをしっかりと形にしていきます。

営業力が弱かった

Ponnufの場合は、営業する余裕がなかったことと営業せずとも案件はあったのですが、本当にほしい案件や伸ばしていきたい事業に関しては、積極的に営業すべきだなと思いました。
当たり前ですが、営業して案件獲得ができればその事業を中心にもっと伸ばすことができますし、見込み顧客のニーズや市場状況なども分かるので、事業方針の判断がもっと取りやすくなります。

これはPonnufというより、周りの企業を見ていて感じたことです。

インバウンドじゃなくてがむしゃらに攻めるの大事

オウンドメディアを作る、広告運用をするなど、WEBサービスの場合は確かにそのほうが費用対効果は良い場合は多いと思うのですが、がむしゃらに電話営業をするなどそういった取り組みをするのは大事な気がします。
「マーケティングじゃなくて営業力で解決!」みたいな。

営業しないと獲得できないってどうなんだ、とか、SEOやインバウンドマーケティングを売りにしていて、それらを使わずに集客するって矛盾ではないか、という意見はありますが、成長を加速させるためにやることはよいのかなと思います。少なくともやらずにだらだらやって失敗するよりもよいかと。

来期はより精進します

本当にまだまだ過ぎて、やばいな、と自分で書いていて思うのですが、1年後には成長した姿をしっかりと見せられるように、とにかく精進したいと思います。

ただ一つ言えることは、まだまだだなと思うことは多々あっても、この1年で「成長したな」と思えることはたくさんあって、「やっていて楽しい」と感じることもたくさんあって、幸せな状態であること。

自分自身を追い込みストレスをかけることで成長スピードを上げる、という人もいるなかで、ぬるま湯に浸かっている感もありますが、あくまで自分のなかの成功と幸せの基準を大事にして、マイペースでやっていくことは忘れずにしていこうと思います。