最近は結婚して子供ももうすぐ生まれるということで、20代後半っぽい人生を送っています。
新卒就職をせずに独立・起業し、地方に住む、という普通のレールからやや外れたことをしていたせいか、普通な20代らしい生活と少し離れていたのですが、とても20代後半っぽい生活をしていると思います(大事なことなので二度言う)
そういった生活をしているなかで感じるのは、起業や独立を早くしておいてよかったな、ということ。むしろ結婚して子供がいる環境で成功するか分からない独立なんて成功のハードルはめっちゃ高くて自分には出来ないなと。
そんなことを思った実体験から、独立するなら20代のほうがいい理由をまとめておきます。
背負うモノがない
結婚しておらず子供もいないとなると、自分が最低限生活するだけの稼ぎをすればいいです。
そうなると、住む場所にもよるけれども10万円程度に抑えることも可能なはず。生活費だけなら稼げるだろうし、お金がなくて死ぬことはない。
ただ、結婚しているとなると、より多くの収入が必要になるし、相手や子供にも最低限の生活を強いるのは心苦しくなるはず。
背負うモノが会社の成功だけというのは精神的に楽になると思います。
成功のハードルが低い
そういったことから成功のハードルも低いです。大学卒業した段階であれば、自力で20万円でも稼げれば十分に生活できるし、それでも成功と言えます。
ただ30歳過ぎた独立心が強い優秀な社員であれば、年収500万円以上超えているかもしれないし、正社員時代の年収を落とさないなると、初月から月40万円以上稼がないといけないわけで成功のハードルが高くなります。「一度就職してスキル高めてから独立」とはよく聞くものの、年齢が高くなれば求められる成功のハードルも高くなるわけで、若いうちのほうが短期的には成功しやすいんじゃないかと。
中長期的な成功となると若干違いそうな気がするのですが、どうなんでしょう。。
時間に余裕がある
結婚して感じるのが週末や夜には仕事がしにくくなること。これは決して文句ではなく、プライベートでも楽しみたいし満足しているのですが、会社を成長させるとしたら、たくさん働くほうがいいわけで、仕事に全力を注げるほど時間に余裕がある方が有利です。
結婚してもバリバリ仕事する、というのは中々難しいと思っていて、親や親戚に挨拶したり、結婚式の準備したり、子どもが産まれたら子育てなど、色々とやることは出てきます。
若いことが武器になる
また、若いことで良くしてもらえることはありますし、面倒見がいいかたは世の中多いので、そういった点からも若い方が有利だなと感じます。
あとは、単純に体力もあるわけで、死ぬ気で働くことができるのも若いことの強みかと。
再チャレンジする機会がある
最後に、たとえ独立して失敗しても就職して働くことも、その後に独立することも十分に可能です。
30代で起業したとしたら、数年ほど挑戦し失敗して40歳手前となると、次に働く場所が最後の会社になる可能性もあるわけで、もう後に引けなくなります。
20代のうちなら起業して失敗しても十分に転職可能だし(むしろ転職で有利になる面もあるかと)働いた後にまた独立することも十分に考えられます。
遅くても大丈夫なときもある
そんなこと言うと、早い方がいい気もしますが、人脈や資本がしっかりとあり案件も既にあるような状態で起業できるのはキャリアを積んでいないとできないわけで、30代や40代で起業することが絶対に良くない、というわけではないです。
まだ20代なので実際に体験しておらず分からないのですが、その歳で起業するときのメリットももちろんあるわけで。
というわけで、なんだか当たり前のようなことを書きましたが、「経験積んで起業したい!」と考えるのもいいですが、成功のハードルが上がることを考えると20代のうちに、できるだけ早いうちに起業しておくといいんじゃないか、とふと思いました。