なんとなく千葉の田舎に行って、いつの間にか4年目になっていた話

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最近、新しく出会う人が増えたこともあり、「なんで金谷に引っ越したのか?」を聞かれることもあるので、改めて金谷に来た経緯を書いておこうかなとふと思いました。

といっても、金谷に来た経緯は「知り合いに誘われて3ヶ月程度住もうかな」という軽い気持ちだけなのです。
地方移住にも田舎にも興味なく、ロハスより大量消費社会のほうが合っているタイプで、仕事やクライアントを増やし早く都心に戻ろう、と思っていたくらいなので。

じゃあ、なんでいまだに金谷にいて、結婚して、子どもも生まれそうで(出産予定日が12/25で本当にもうすぐです)金谷のなかで「まるも」などスペース運営もしているのか。
それらにはしっかりと理由があり、来た理由は軽い気持ちでも、住み続けるにはいくつかの理由があるので、それらをまとめておこうと思います。

生活コストがあまりかからない

都心に引っ越そうと思っていたこともあるのですが、そのたびに気乗りしなかったのが「家賃」の問題。
今は2階建て一軒家で3万円ととても安く快適なんですね。むしろ1階を使っていなくて広くてむしろ不便。

もう少し狭くてもいいのですが、都心で3万円で条件に見合った物件などもちろんなく、わざわざ高くて狭い場所に住むのはやはり嫌だなぁと思い、引っ越しの考えが段々消えました。

家賃以外でも美味しい食事を都心より安く食べることができたり、駐車場代が安いなどどう考えても生活コストは安いです。

不便さがほぼない

その分、仕事や生活で不便さを感じているかというとそうでもなく、都内のクライアントとの打ち合わせもなるべく1日にまとめるので移動コストは少なくコンパクトにまとまり、集中する時間を確保することにプラスに働いています。
そもそも都心が嫌いではなく、週1日はアポで渋谷とかで仕事するのも良い気分転換になるのでちょうど良いです。

そもそも駅が近く、電車は1時間に1本ですが1時間半あれば東京に着きますし、最近は高速バスを使っているので、のんびり座りながら移動できて移動も苦ではないです。

生活に関しても不便なことはなく、もう少し近場で夜遅くまでやっている飲食店が増えると嬉しいな、と思う程度。
ただ子供の教育面では難しく、自然豊かで良い環境ではある反面、子どもの人数が少ないため塾や習い事ができないのは場合によってマイナスになるかもしれません。実際に、結婚して引っ越す地元の若者も多いようなので。

楽しい

最後は、単純に楽しいことですね。
それは地域活性が行われている町で、移住してきた若者が10~20人程度いることが大きいです。
飲み会やご飯を食べる機会も多く、仕事でもプライベートでも色々と楽しく過ごせる人たちが身近にいるのはいいなと思います。

もちろん町にいる若者だけでなく、地域住民のかたとの繋がりも楽しいですし、金谷に遊びに来る知人やイベントなどで新しい出会いも多く生まれるので、そういったことは実家にいたり、ベッドタウンのような街だと体験できないことだと思います。

3年以上いると居場所ができる

もちろん初めから全てが良かったわけではなく、3年以上いるからこそ居場所ができて、快適さや楽しさを享受しているんだなと思います。
引越しを考えていたのと、もちろん今でもずっと住む気はないので、なぜか居場所ができている、、、という感もありますが。

何が言いたいかというと、「田舎のほうが快適」というわけではなく「居場所があることが快適」であって、都会に居場所なり楽しさがある人はそのまま都会に住むのが一番なんだと思います。
ただ、都会暮らしに違和感があったり、田舎で暮らしたい、と思っているのであれば、田舎で暮らすことのハードルはあまり高くないので試しに来てみると良いと思います。

あと、田舎と言っていますが、田舎にもいろんなレベルがあり、金谷は大して田舎ではありません。
セブンイレブンもガストもあり、駅もフェリーもあって移動も便利で都心とも近く、観光地なので週末は観光客も多く来る。
そういった点で、適度な田舎で暮らしたい、という人にはぴったりなんじゃないか、と思っています。

最後に:移動手段の革命を待っています

かなり長い目になりますが、地方が盛り上がる要素として「移動手段の革命」を楽しみに待っています。
地方が地方であるのは都心からの距離であって、距離が近くなればなるほど都心と地方の境はなくなると思うんですね。

極端な話「どこでもドア」があれば、移動時間はどこでも変わらず好きな場所に住むことができるという話で。
もちろんそれは無理でも、「車の自動運転で移動時間が無駄でなくなる」「快適な移動で移動時間に仕事ができる」ことはそう遠くない未来で実現しますし、そうなってくると地方のデメリットがどんどん減ると思うのです。

もちろんそれでも都会の快適さや楽しさが増す部分はありますし、地方に人が流れ込むことはありませんが、人の流れを変えるきっかけになることと、そのなかでビジネスチャンスが色々ありそうだなと思っているので、そういった点を注目しつつ出来ることを準備しておこうと思っています。

ということで、最後は話が脱線しましたが、田舎に引っ越して今でも住み続けている話でした!

また、金谷への移住に興味がある人は家や仕事の紹介できますので、お気軽にご連絡ください!
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