発注者としてクラウドソーシングを使うときのおすすめ活用法

クラウドソーシングというと、受注者側でのノウハウ記事のほうが多くあり、発注者側の話はあまり聞かない気がします。
一応伝えておくと、クラウドソーシングとは、オンラインで仕事の受発注ができるサービスです。

小額からの発注もできますし、フリーランスやブロガーなどの個人でも発注者としてクラウドソーシング使うといいですよ、というお話です。
ということで、クラウドソーシングをどんな形で活用するといいか、フリーランスやブロガー向けに活用のためのアイデアを紹介します。

※自分が主に使っているのが『クラウドワークス』なので、使っている用語や機能はクラウドワークスが主となります。

アイデア/記事案出しに活用する

自分はメディア運営の仕事もしているため、やはり記事案をたくさん出すタイミングが多くあります。
ただ自分ひとりだと出し切れない部分がありますし、見落としているワードもあります。そういったときにクラウドワークスのタスク依頼が重宝します。
例を出したほうが分かりやすいので、幾つか例を出しておきます。

例)
・「ブラック企業」と聞いて連想するワードを教えてください。また、ブラック企業だと感じる会社を教えてください。
・【大学生限定】3000円以内でおまけで付いていたら欲しいと感じる商品を教えてください。
・大学生が長期休暇で行くのにおすすめの場所・観光スポットとその理由を教えてください。

こういった依頼を出すと、あっという間にアイデアが集まります。
性別や年代も違うので、いろんなアイデアが集まりますし、一定の年代から聞きたいときにはタイトルにターゲット記載をするといいです。
※厳密にはセグメントできないのですが、セグメントされていて否認されると思い、ターゲットユーザーしか回答しません。有料オプションを利用するなり、もうひと手間加えれば厳密にセグメントすることもできる気がします

記事案がほしい、アイデアがほしい、などそういったときに最適なのですが、質問の質が重要になります。
質が悪い質問だと想像の範囲内の回答が多く回答の被りも多くなるので、その点はコツや慣れが必要ですね。

市場調査に活用する

上記と似ているのですが、どちらかというと市場調査として活用するイメージです。例を挙げると、

例)
・【20代女性限定】最近注目している/ほしい美容化粧品とその理由を教えてください。
・以下のなかで知っている/やっているゲームアプリを教えてください。
・選択肢のなかで好感が一番持てる/分かりやすいバナーを教えてください。

受注者は一般人ですのでその一般人であることを活用し、世間の視点や考えを教えてもらいます。
こちらもタスク依頼でするといいでしょう。

仕事をしているとそのジャンルのプロになり、一般視点が失われがちになるため、世間からどう見られるのかを別でみてもらうのは良いですし、単純に流行っているのかどうか、を確認するのにちょうどいいと思います。

サイト表示やバグチェックに活用する

こちらはWEBデザイナーやコーダー、ディレクターのポジションのかたにいいでしょう。
サイト制作でブラウザや各デバイスでしっかり表示されるか、のチェックを行うときに依頼するといいです。
素人過ぎたり、信頼できない相手だと依頼しにくいので、こちらはプロジェクト案件で依頼してもいいと思います。

Macは持っていない、画面幅が大きいスマホを持っていない、というケースはありますし、デベロッパーツールなど使っても確認しづらい部分もあるはず。
完全に全てを任せるわけではなく、チェックを二重体制にする、チェックの負担を減らすときにちょうどいいと思います。

タスク依頼のほうが少額で活用しやすい

上記はどれもタスクでの依頼で1件数十円です。100件集めても1万円いかない程度の規模感。
この金額感なら個人でも出しやすいですし、受注側としてもすぐに済む作業でもあるため、決して損ではないと思います。

もちろんプロジェクト案件でしっかり仕事の依頼をすることもおすすめの手段ではあるので、それはまた別の機会にでも。
人手が必要なときにクラウドソーシングのタスク依頼はとても重宝するので、上手く活用してみてください。

最後に、デザインや使いやすさから、自分のおすすめのクラウドソーシングは『クラウドワークス』です。

SPONSORED LINK

ワークキャリア