世界一周が実現するコンテスト「wizTABIPPO」もついに4回目。
エントリー締切は1/9まで延長しているので、興味ある人はぜひ。
世界一周には縁がないようにみえますが、大学3年目のときに世界一周していました。
(実を言うと、世界一周団体TABIPPOの初期メンバーです。)
「海外にある日本文化を知る」という目的で世界一周していて、
特に食文化に興味があったので、世界一周ではお金が決して多くないけれども、
1日3食は必ず食べるようにしていました。
世界中を半年間旅してみて、何が一番美味しかったかなー、とふと思って、
一番に思いついたのが「ネパールのビスケット」でした。
もちろん最高級のビスケットとかではなくて、露店で買った安いビスケット。
ネパールは物価も安かったから、たしか1枚数円ほどだったような。
ネパールでは山登り(トレッキング)をしていました。
当時のブログをチェックしてみたら、4980mまで登っていたようで。。
(興味ある人は「4980m」の記事など読んでみてください。)
電気もガスも通っておらず、食糧だって決して多くない。
でも、1日で1000m近く登ると体力も消費するし、
移動の途中で食べるビスケットが半端なく美味しかったのです。
たかがビスケット1枚でなんでこんなに体力が回復するんだ、というくらいに、
ビスケットが死ぬほど美味しくて、とにかく感動していました。
・・・山登りを終えて、街中で食べてみたらぱさぱさしていて、
ただの普通のビスケットになり下がっていて、その感動は山でしか味わえなかったのですが。
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美味しさというのは、環境や気分で変わるし、誰と食べるか、ということでも変わる。
値段が高い、有名なブランドだと美味しいことは多いけれども、
そういった数字や名前にとらわれることなく、
”自分にとっての美味しい”を大事にしていきたい、と思いました。
5つ星のレストランの美味しさも味わってみたいけど、
冬の寒い夜に食べるラーメンの美味しさも負けていないと思うのです。
みなさんが今までの人生で一番美味しかった食べものはなんですか?
ブログを書いていて、この曲を思い出しました。お気に入りの1曲。
『チキンライス/浜田雅功と槇原敬之』