クラウド出産ファンディングより今やるといい7つのこと

baby

まずは妊娠おめでとうございます。
twitterで偶然見かけたこちらのクラウドファンディングの記事。

『このプロジェクトどう思う?クラウドファンディングの下書きを公開します』
『経済的に厳しくても出産ができる社会を証明し、みんなでこの子を育てていきたい!(公開前)』

まだ公開前でアドバイスや意見を募集したところ、テーマが繊細なこともあって話題になっています。

結論を先に述べると、
・お金が少しでももらえるならクラファンやってもいいんじゃない
・でもクラファンよりやるべきこと/やったほうがいいことはある
・子育てって楽しいけど大変だから頑張って!

ですね。

よくありがちな意見はtwitterでありそうなので、より建設的な意見を書いておこうと思います。

クラファンはどうでもいい

お金が少しでももらえるならクラファンやればいい、と思うのですが、クラファンでお金がもらえてもせいぜい50万円なので、出産後に子どもを育てていくお金にはならないんですね。
そもそもクラファンにかかる手間を考えれば大したお金にはならないんです。

目の前の50万円をどうするか、というより、もっと先のことまで考えて動くべきだと思うんですね。
だから、クラファンはどうでもいい。
ただそれでも収入にはなるだろうし、クラファンやればいいと思います。

ただ一応突っ込むと(よくありがちな意見をやはり結局言ってしまった)

このプロジェクトで実現したいことは2つあります。

1:経済的に不安があっても、個人が資金を集めて出産ができる時代であることを証明したい
2:出産の困難や喜びも共有し、この子をみんなで育てていきたい

引用元:https://ishik0.com/crowdfunding-shitagaki

このクラファン1つ成功しても他の人がクラファンやって成功することとは限らないから、クラファン使えば安心して出産できる時代とは言い難いし、大変なのは出産後の子育てなので、出産費用だけ賄えれば安心して出産できる、とは言い難いです。

そして、このプロジェクトで実現すべきことは、

  • 妻が無理に働くことなく健康的に出産すること
  • 子どもの子育て環境を少しでもより良くすること


でしょう。

社会をより良くするようなこととか、ソーシャルアピールなんて正直要らない気がします。

ついつい余計なことを言ってしまったので、建設的な話をしていきます!

1.稼げ!!稼げ!寝るな!稼げ!

クラファンをやってお金を集めるほどにお金が必要ならば稼ぐしかないです。

バイトは深夜バイト/パチンコバイトなど高時給に変えるといいでしょう。
平日5日間は朝6~10時/夕方16~24時、週末はフルタイムで働けば、20~30万程度にはなるはず。
これでも大学は毎日10~16時で通えます。

大学は単位だけ卒業できればいいので、授業中に休むなり仕事してもいいし。もしくは教授にお願いして出席日数を甘くして授業日数を減らしてもいいと思います。
今、妻のためにできることは大してないので、もっともっと死ぬ気で稼ぎましょう。

2.クラウドソーシングも場合によってはあり

ポテンシャルが高いのであればクラウドソーシングから仕事を始めて、時給2,000~3,000円を目指すのもありかと。
※高時給に達する見込みがなければ挑戦不要です

クラウドソーシングなら授業中でも多少できそうですし、就職後に副業としてやるのも最適です。

ただ本当に高時給になる見込みがあれば、、ですね。周囲で成果を出している人をたくさん見ているので決して無理ではありません。

3.ブログは当分控える

今のブログのレベルでは収益化は当分無理だと思います。
今からアフィリエイトを死ぬ気で頑張っても最低3ヶ月はかかりますしリスクが高いです。

お金のことを考えるならクラファン実施後はバイトに専念することにし、控えてもいいと思います。
それでも書きたければ、やるべきことをやったうえで書くといいかと。

ブログを書きたいから書くのであれば別に何も言うことないですが、「妻と子供のために書く」というならそれは全然2人のためにならないし違うかなと思いました。

4.稼ぐ目標金額をしっかりと設定する

お金や仕事の話ばかりしましたが、実際に出産後も考えていくら必要なのでしょう?

もちろんたくさんあるに越したことはないですが、
・実家の支援も受けられそうな環境であること
・春からの就職が決まっていること
を考えるとお金に困窮するわけではないな、と思います。

今は1児の父ですが、生まれた後は、お金より手がかかります。
むしろ思ったよりお金はかからないので、貯金金額や月収の目標を一度考えてみるといいと思います。

5.出産後の生活をどうするか考える

もちろん考えてはいると思うのですが、今思うと別に大してヤバい状況ではないと思うんですよね。
予期せぬ妊娠/学生結婚だったかもしれませんが、
・半年後には就職
・今もバイトで働くことはできる
・実家の支援もある

となると割と普通だなと。

大学1年生となると大学どうするの?ってなりますがもう卒業間際だし、奥さんは大学に行っているわけではないので影響ないし。

今はそこまで焦る状況でもないし、出産後にどういった生活をするか決めておき、関係者と相談するといいと思います。

・住まいをどうするか
・家に何時に帰ってくるか
・育児休暇はとれるのか
など。
出産後は実家で静養すると思うので大丈夫かと思いますし、やはりイメージ湧きにくいと思いますが、少しでも話し合ってベストな状態を作れるといいと思います。

子どもが生まれると実際どんな感じなのか、よかったらこちらの記事を参考にどうぞ。

【男性向け】出産から1年。子どもの成長と父親の環境変化の月別まとめ

2016.12.27

6.子どもの幸せを一番に考える

別に子どもの幸せより自分の幸せを優先する権利はあります。
子育てせずに飲みに行くこともできるし、泣いているのを無視してゲームすることだってできます。

ただ他人の子どもだとしても、生まれてくる子が少しでも笑顔で幸せに過ごせるといいなと思うのです。

子どもの幸せのことを考えると、クラファンでお金を得ることよりも、もっと確実に安定的にお金を稼ぐことや、家族で気持ち良く過ごせる環境づくりをしたほうがいいかなとも思ったり。

ただクラファンもここまで準備してあるし、やって損するわけではないのでやればいいと思います。
※イラストを描くなど手間かかるリターンはなくていいと思いますが

7.みんなで幸せになる

子どもの幸せも大事ですが、夫婦が幸せで仲良くないと子どもも幸せを感じにくいと思うので、ポジティブに楽しく日々を過ごすといいと思います。
子どもがいるからといってやりたいことができないわけではないですし両立できることなので。

子どもが早く産まれたということは手が離れるのも早いわけで、学生結婚で早く産まれるからといって別に大変さが増えたわけでもないです。

十分に普通の結婚/普通の子育てなので、気負わず楽しくやっていってください。

子どもがより幸せに育つ環境になると良いよね

子どもがいる立場だから本当に感じるのですが、子育てって大変な場面もあるわけで、子育てしやすい環境である自分でも大変と感じるのだから、世間ではもっと大変な人は多いと思うのです。

生まれてくる子ども自身が頑張って解決できる問題じゃないし、親だけでなんとかできることでもないし、社会全体で子育てしやすい環境づくり、子どもを育てる心を持っていけるといいなと思いました。

余談ですが、子育ては小学校入学前が一番大事だと思っている派です。
『子どもの学力は小学校入学前でおおよそ決まる』

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